古民家には興味があるのですが、
大阪に日本全国の民家の実物大を集めた博物館があります。
北大阪急行緑地公園駅より徒歩15~20分程度の場所にあるため
交通の便もよく、散歩にももってこいの場所です。
そういう私は今回が2回目で、
主目的はダイナミックな木の架構をからだ全体で感じることです。
そして、日々の設計業務に役に立たないかと・・

入り口は河内布施の長屋門です。
長屋門とは門と居住部が一体となった形式のものです。



入り口から進んでいきますと、宮崎県の日向椎葉の民家です。
たたずまいはおとなしそうに見えるのですが、
なかなかどうして、大きく、使っている柱や梁は太いです。
構造体がまるまる見えるので、ダイナミックで圧倒されます。

信濃秋山の民家です。

大和十津川の民家です。奈良郡山に大和民族博物館があり、そこにも吉野の民家があります。
外壁は板を使っていて、私が好きな民家のひとつです。


岩手県の南部の曲家です。馬屋部分と居住部分が一体となったもので
やはり気候風土に影響されているようです。
上記に紹介した民家のほかに、同数ほどの民家があり、
1回ではなく何度も見学しないと分からないです。
単純なように見えて、なかなか技術とお金が必要で、
今このような建物を建てようとすると一体どのくらいかかるのか・・
それよりも、今の生活と当時の生活が合わず、
そのあたりを今に変えて、建てていく必要がありそうです。
この博物館ではセミナーや体験教室など
定期的な催しがあり、子供連れにも楽しめる場所となっています。
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