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【コラム】限界耐力計算講習(民家改修)

先日、限界耐力計算講習を受けました。

民家が好きなので、見学などをよくするのですが、
保存にはなかなかのハードルがあり、
「よく改修されました!」という気持ちで見学していることが多いです。

ハードルにはいくつかあるのですが、
主に法的な問題と費用のことがあります。
法的なものの中で大きいのが構造関係です。

建っている建物はそのまま建ち続けることができますが、
改修などをする場合には現行法規に合わせる必要が生じます。
民家の構造では、現在の多くの建物で行われている壁量を増やすやり方は
持ち味を生かせないことが多いです。
ただし、比較的簡易な計算や工事費用、施工力など
現在に通じたものなので、多く使われてることが多いです。

そこで、以前から建っている状態を極力残そうとする方法としまして、
限界耐力計算によって建物の変形が倒壊ぎりぎりまでどのくらいもつかを
計算することにより求める方法です。
「変形はするが倒壊しないのでいいでしょう!」
とはいうものの、柱、梁など主要構造部は壊れないですが、
壁などにヒビが入るので、補修などの修繕は必要となります。

前置きが長くなりましたが、この計算が少しでも分かるための講習を受けました。
受けてみて、なかなか大変ということが分かりました。
何が大変かといいますと、
・計算に必要な現地調査に4~5日程度かかる場合がある。
・そのため、調査や計算で結構な時間や費用がかかる。
以上です。

依頼する側から考えますと、調査段階で二の足を踏むかもしれません。
しかし、せっかく100年近くまたはそれ以上も建っている建物で愛着もあるので、
できる限り永く建ってほしいと思います。

この勉強を始めたばかりなので、もっとスキルを磨いていきたいと思っています。


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shimizuarchi

Author:shimizuarchi
大阪や奈良を中心に活動しています
建築設計事務所です。
事務所の進行中の建物や
建築に関することなどを
ご紹介します。

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