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【コラム】残したいと思う民家の維持管理

寒い日が続いていますね。雪が降るとテレビが賑やかになりますね。

さて、最近は新築よりも簡単なリフォームから構造を変える改修工事、
屋根や外壁の更新を目的とした塗装など既存建物に手を入れることが
多いように思います。

その中で民家など地方へ行けばまだまだいい雰囲気の建物が残っていますね。
最近でこそ、伝統的建造物群保存地区が観光により再生されていたり、
都心の企業が地方に移転する際に、民家を改修する徳島の例などがあります。

しかし住まれていない民家も多いように思います。
仕事の都合、現代の生活に合わせづらいなどありますが、
やはり維持をしていくには費用がかかることではないでしょうか。

現状建物の状態や形状にもよるのですが、
登録文化財に登録するのはいかがでしょうか。
これは民家だけでなく他の用途の建物でもできます。
(登録有形文化財は文化庁HP参照)



登録されますと、相続税の優遇措置があります。
敷地のみならず家屋や山林が一体価値として認められれば0.3の控除があります。
ただ、相続時に誰が所有なのか、相続人の合意など
なかなか難しい問題があるようです。

建物の維持につきましても、うまく行っていないことが多いようです。
修繕をしたいが、誰に相談したらいいのか、費用はどのくらいかかるかなど
身近に相談できる人がいないことにより維持管理が進まないことが原因のようです。
リスト化などして日頃から意識しておくほがよさそうです。

また資金調達の方法としまして、小口証券化やクラウドファンティングにより
資金調達をして改修工事をした例があります。

補助金では「美しい日本探訪のための文化財建造物魅力向上促進事業」などがあり、
工事費や設計費の50%の補助もあるようです。

ただこのような作業をするには専門的な知識が必要ですが、
最近では各都道府県の建築士会にヘリテージマネージャーなどの
歴史的建物の保存を扱うところもありますので、
そちらを参考としてください。

いい建物が地域活性化にもつながることもありますので
このような活動にはなるべく関わっていきたいと考えています。



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shimizuarchi

Author:shimizuarchi
大阪や奈良を中心に活動しています
建築設計事務所です。
事務所の進行中の建物や
建築に関することなどを
ご紹介します。

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